CASE STUDY導入事例

リアルタイムでピンポイントの状況がわかるから次にやるべきことがわかるようになる

JA栗っこでは、様々な品種の営農指導をしています。その中で米卸業者との契約栽培をしている「萌えみのり」という品種については、2006年に命名された新しい品種ということもあり、専門のデータがまだ少なかったのです。そのため、経験もノウハウも少なく、新たに栽培データを集めたかったのです。さらに、消費者への安心と安全をお届けするためにも、消費地からでも随時、産地の気象状況や映像を見られるようにしたかったことから、e-kakashiを紹介され、導入することになりました。
導入して驚いたことは、リアルタイムで離れた場所からでもほ場の気象条件がこと細かにわかることです。それまでは、一般的な気象情報だけだったので、ほ場という限定された場所の詳細な気象状況は現場にいなければわかりませんでした。
さらに、そのほ場のデータと栽培レシピの整合性を手元にあるタブレット端末やスマートフォンですぐに確認できるので、すぐに作業をするためにほ場へ向かえますし、そうでなくてもその後の作業工程を組み立てていく上で助けになります。

e-kakashiで得られるデータを最大限活用するために地域で連携できる組織を作っていきたい

農産物を安定的に生産することは、農家にとっても非常に大切なことです。そのために、統一した栽培方法を用いた生産力の強化は欠かせません。若い農業の担い手を育成するにも、統一された栽培手法、レシピがあることは重要だと思います。JAという立場でも、地域の農家の生産力の強化・安定、そして、若い担い手の育成など、e-kakashiで実現できることがたくさんあると実感しています。また、当初の目的であった、萌えみのりの栽培データも蓄積されてきており、それがekレシピという形で共有され、営農指導にも役立つようになってきました。
農家も大規模化することもありますが、地域の農家でデータを集積し分析、活かしていける組織作りが大切になってきます。JAも部会組織と連携して、e-kakashiによって栽培レシピと環境データに基づいた情報を提供し、それを共有ができる体制を作っていかなければならないと考えています。

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